7Wとユーティリティは、どちらがやさしいのでしょうか。
特に180~200ヤード前後では、担当距離が重なることがあります。
私もこれまで3UT、4UT、7Wを使ってきました。
その中で、3UTは難しく感じた一方、7Wは比較的打ちやすく感じました。
また、4UTは違和感なく使えたため、以前は7Wと4UTを同時にバッグへ入れていました。
今回は、7Wとユーティリティの違いを実際の使用経験から紹介します。
さらに、現在7Wを抜いて4UTを残している理由も解説します。
7Wとユーティリティは何が違う?
7Wはフェアウェイウッドの一種です。
一般的には21°前後のロフトが多く、3UTや4UTと担当距離が重なることがあります。
一方、UTはフェアウェイウッドよりヘッドがコンパクトです。
クラブ長も短い傾向があります。
大まかな違いを整理すると、次のようになります。
| 比較 | 7W | UT |
|---|---|---|
| 球の上げやすさ | ◎ | ○ |
| 高さでグリーンを狙う | ◎ | ○ |
| クラブ長 | 長め | 短め |
| コンパクトな振りやすさ | ○ | ◎ |
| 薄いラフ | ○ | ○ |
| 芝が絡むラフ | △ | ○ |
| 弾道を抑えたい場面 | △ | ○ |
ただし、これはあくまで一般的な傾向です。
ヘッド形状やシャフトによって結果は変わります。
また、得意な打ち方によっても評価は大きく変わります。
私が3UTではなく7Wを選んだ理由
私の場合、PING G410 3UTはロフト19°設定です。
一方、当時使っていた7WはROGUE ST MAX 21°でした。
ロフトだけを見るとかなり近いクラブです。
シャフトの長さが違いFWは長くUTは短いので、飛距離はほぼ重なります。
しかし、私が3UTではなく7Wを使っていた一番の理由はロフトではありません。
3UTが難しく、7Wの方が打ちやすかったからです。
3UTでは、思ったようにボールを拾えないことがありました。
一方、7Wはフェアウェイウッドらしく、ソールを滑らせるイメージで振れました。
私はFWを払い打つ感覚の方が合っていたのだと思います。
そのため、19°の3UTを無理に使うより、7Wの方が安心して打てました。
7Wと4UTは両方入れてもいい
7Wを使う一方、4UTには大きな違和感がありませんでした。
そこで以前は、7Wと4UTを両方バッグへ入れていました。
ここで大切なのが、飛距離の階段を作ることです。
当時のキャリー目安は次のとおりでした。
| クラブ | ロフト表記 | キャリー目安 |
|---|---|---|
| 7W | 21° | 約190yd |
| 4UT | 22° | 約180yd |
| 5I | 25° | 約170yd |
結果として、
7W 約190yd → 4UT 約180yd → 5I 約170yd
と、およそ10ヤードずつ距離をつなげられていました。
ここが面白いところです。
7Wと4UTはロフトだけなら非常に近い数字です。
しかし、クラブ長やヘッド形状などが違うため、私の場合は約10ヤードのキャリー差がありました。
つまり、クラブセッティングではロフトだけでなく実際のキャリーを見ることが重要です。
7Wの強みは高さを出しやすいこと
7Wを使って感じた大きなメリットは、球を高く上げやすいことです。
180~200ヤード先のグリーンを狙う場合、飛距離だけでは十分ではありません。
低い球でキャリーしても、その後に大きく転がるとグリーンへ止めにくくなります。
その点、7Wなら高い弾道を作りやすくなります。
特にフェアウェイからなら、そのメリットを生かしやすいでしょう。
そして、フェアウェイウッドを払い打つのが得意な人には、7Wはかなり強力な武器になると思います。
UTが苦手だからといって、無理にUTだけでセッティングする必要はありません。
UTの強みは短くて扱いやすいこと
一方、UTには7Wとは違うメリットがあります。
クラブが短いため、私はコンパクトに振りやすく感じます。
また、4UTについては3UTのような難しさを感じませんでした。
そのため、7Wと4UTを使い分けることができました。
さらに、芝がある程度絡むラフでは、7Wより4UTを選びたくなる場面があります。
ただし、ここには別の注意点があります。
最近は7Wを抜いて4UTを入れている
現在は、以前とはセッティングが変わっています。
最近、4UTの飛距離が伸びてきました。
そのため、以前ほど7Wとの飛距離差がなくなっています。
距離が重なってくると、2本をバッグへ入れるメリットは小さくなります。
そこで現在は7Wを抜き、4UTを残しています。
理由は飛距離だけではありません。
ラフから使えるクラブを残しておきたい
という狙いもあります。
7Wはフェアウェイや薄いラフでは非常に使いやすいクラブです。
一方、芝が絡みそうな場面では、私は4UTの方が振り抜きやすく感じています。
そのため、現在のセッティングでは4UTを優先しています。
UTはラフに強い?実は飛距離のばらつきに注意
「UTはラフから打ちやすい」と言われることがあります。
私自身も、ラフへの対応を考えて4UTを残しています。
しかし、実際にラウンドしていると、
ラフから打ちやすい=距離も安定する
とは限らないと感じます。
最近のラウンドでも、ラフから4UTを打ったところ、想定よりかなり飛んだことがありました。
感覚としては、普段より15ヤードほど飛んだのではないかと思います。
正確なスピン量を測定していないため、原因は断定できませんが、低スピンで飛んでいったように見えました。
ラフからのショットだったので、フライヤーが起きたのでしょう。
芝や水分がボールとフェースの間に入ると、スピン量が減ることがあります。
その結果、普段より飛んだりランが増えたりする場合があります。
つまり、ラフからUTを使うときは、
「打てるか」だけでなく「どのくらい飛ぶか」
まで考える必要があります。
ラフならUT、フェアウェイなら7Wとは限らない
ここは単純に決めない方がよいと思います。
フェアウェイなら7Wの高さを生かせます。
また、薄いラフなら7Wのソールを滑らせて打てる場合もあります。
一方、芝がある程度絡むなら、私は4UTを選びたくなります。
しかし、UTでもラフからの飛距離はばらつく可能性があります。
さらに深いラフなら、UTでも無理にグリーンを狙わない方が安全な場合があります。
5Iでグリーンの手前という考えで良いでしょう
そのため、
フェアウェイ=7W
ラフ=UT
と機械的に決めるのではなく、ライを見て判断することが大切です。
7WとUTは「得意な打ち方」で選んでもいい
私はこの点がかなり重要だと思っています。
3UTは難しく感じました。
一方、同じような距離を狙う7Wなら打ちやすく感じました。
その理由の一つは、フェアウェイウッドを払い打つ感覚が自分に合っていたからです。
そのため、FWを払い打つのが得意な人なら7Wは有力な選択肢です。
逆に、FWが長く感じる人もいるでしょう。
アイアンに近い感覚でコンパクトに振りたいなら、UTの方が合う可能性があります。
つまり、「一般的にどちらがやさしいか」だけで選ぶ必要はありません。
自分がどちらを自然に振れるかも重要な判断材料です。
7Wが向いている人
7Wを試してほしいのは、次のような人です。
- 3UTなどロフトの立ったUTが難しい
- UTでは球が上がりにくい
- 高い球でグリーンを狙いたい
- FWを払い打つのが得意
- フェアウェイから使う機会が多い
- FW型ヘッドの方が安心して構えられる
特に、3UTを無理に使っている人は7Wと打ち比べてみる価値があります。
UTが向いている人
一方、UTは次のような人に合いやすいでしょう。
- FWを長く感じる
- コンパクトに振りたい
- アイアンに近い感覚で構えたい
- ラフから使う機会が多い
- 低めの弾道も使いたい
ただし、ラフではライによって飛距離が変わる点に注意します。
「UTならラフでも距離が安定する」とは考えない方がよいでしょう。
私の7WとUT選びをまとめると
私のセッティングの変化をまとめると、こうなります。
以前
3UT 19°
↓
難しく感じたので7Wへ
7W 21°・約190yd
↓ 約10yd
4UT 22°・約180yd
↓ 約10yd
5I 25°・約170yd
3UTは難しかったものの、4UTには違和感がありませんでした。
そのため、7Wと4UTを両方使って距離の階段を作っていました。
現在
4UTの飛距離が伸びた
↓
7Wとの距離差が小さくなった
↓
ラフへの対応も考えて4UTを残した
↓
7Wをバッグから外した
この経験から感じるのは、7WとUTをロフトだけで判断しないことです。
見るべきポイントは、
打ちやすさ
実際のキャリー
ライへの対応力
の3つです。
まとめ|7WとUTは自分が狙った距離を打ちやすい方を選ぶ
7WとUTは似たロフトでも性格が違います。
私は3UTが難しかったため、同じ距離帯では7Wを選びました。
一方、4UTは違和感なく打てました。
そこで以前は、
7W 約190yd → 4UT 約180yd → 5I 約170yd
という距離の階段を作っていました。
しかし、最近は4UTの飛距離が伸びています。
そのため現在は7Wを抜き、ラフへの対応も考えて4UTを残しています。
ただし、UTでもラフからの飛距離は一定ではありません。
実際、最近は想定より15ヤードほど飛んだと感じるショットもありました。
一方、フェアウェイウッドを払い打つのが得意なら、7Wは非常に強力な武器になります。
結局、大切なのは、
「7WとUTのどちらが一般的にやさしいか」ではありません。
自分が狙った距離を、どちらなら高い確率で打てるのか。
さらに前後の番手と適切な飛距離差を作れるか。
この2つを基準に選ぶのが、私のおすすめです。

コメント