ゴルフグリップの交換時期はいつ?劣化サインと交換する目安を解説

ギア紹介

ゴルフグリップの交換時期に迷ったことはありませんか。

見た目はまだ使えそうでも、握ると滑る。

以前より硬くなった気もする。

そんな状態なら、一度グリップを確認したいところです。

今回は、ゴルフグリップの交換時期を劣化サインから判断する方法を紹介します。

さらに、洗えばまだ使える状態や、ラバーとエラストマーで注意したい洗浄方法も解説します。

ゴルフグリップに寿命はある?

グリップは消耗品です。

汗や皮脂、汚れだけでなく、使用による摩耗や熱などの影響も受けます。

Golf Prideでは、交換の目安として約40ラウンドを案内しています。

また、多くのゴルファーには少なくとも年1回の交換を推奨しています。

ただし、40ラウンドで必ず寿命になるわけではありません。

練習量が多ければ、ラウンド数が少なくても摩耗します。

そのため、私は使用期間より実際の状態を優先して判断するのがおすすめだと考えています。

グリップ交換を考えたい5つのサイン

①握ったときに滑る

最も分かりやすいのが滑りです。

以前より強く握らないとクラブが安定しないなら、グリップを確認しましょう。

摩耗したグリップでは、滑りを補うために強く握りやすくなるとGolf Prideも説明しています。

②表面がツルツルして光っている

使い込むと、表面の凹凸が減って光沢が出る場合があります。

この「テカリ」も交換サインの一つです。

③以前より硬くなった

新品時より明らかに硬く感じる場合も確認しましょう。

特に洗っても硬さが変わらないなら、汚れだけが原因ではない可能性があります。

④親指部分など一部だけ減っている

グリップは均等に摩耗するとは限りません。

特に親指が当たる場所などは減りやすくなります。

Golf Prideも、親指付近の極端な摩耗を代表的な劣化例として紹介しています。

⑤ひび割れや欠けがある

表面のゴムが崩れたり、ひび割れたりしているなら交換候補です。

ここまで劣化していれば、洗浄だけで使い続けるより交換を考えた方がよいでしょう。



洗えばまだ使えるグリップもある

「滑る=すぐ交換」とは限りません。

汗や皮脂などが表面へ付着しているだけの場合もあります。

まずは洗浄してみましょう。

Golf Prideは、柔らかいブラシと石けん、水を使った手入れを案内しています。

その後は、しっかり乾燥させます。

洗ったあとにグリップ感が戻れば、そのまま使える可能性があります。

一方、

  • 洗っても滑る
  • 硬さが戻らない
  • 表面が摩耗している
  • ひび割れがある

なら、交換を考えます。

グリップの素材によって洗浄方法は変わる?

ここは意外と重要です。

ゴルフグリップには、ラバー系だけでなくエラストマー系の商品もあります。

例えばIOMICは、ゴムではなくエラストマー系の独自素材IOMAXを採用しています。

素材が違えば、薬品への反応も同じとは限りません。

そこで私は、専用クリーナーかメーカー推奨の方法を優先するのがおすすめだと考えています。

ラバー系は中性洗剤や石けんが基本

Golf Prideでは、グリップの洗浄に石けんと水を案内しています。

そのため、ラバー系なら中性洗剤などで優しく洗う方法が無難です。

強い溶剤を使う必要はありません。

IOMICのエラストマーも中性洗剤を推奨

一方、IOMICはエラストマー系素材IOMAXを採用しています。

公式では家庭用の中性食器用洗剤を使った洗浄を案内しています。

つまり、

エラストマーだから強いクリーナーを使ってよい

とは考えない方がよいでしょう。

パーツクリーナーでグリップを洗うのはおすすめしない

ネットなどでは、パーツクリーナーでグリップを拭く方法を見かけることがあります。

しかし、私は基本的におすすめしません。

例えばKUREの一般的なパーツクリーナーは、石油系溶剤やアルコール類を含み、ゴムやプラスチックには使用しないようメーカーが明記しています。

一方、KUREには「プラスチックセーフ」のように、ゴムへの影響を抑えた製品もあります。

ただし、それでもゴムの種類や劣化状態によって変化する可能性があり、事前確認が必要とされています。

したがって、

「パーツクリーナーなら何でも使える」

とは考えない方が安全です。

ゴルフグリップには、専用クリーナーか中性洗剤を使う方が分かりやすいでしょう。

パーツクリーナーで「しっとり」するのは復活?

ここは少し注意が必要です。

パーツクリーナーを使ったあと、

「グリップが柔らかくなった」

「しっとりして滑らなくなった」

と感じることがあります。

しかし、それだけで状態が回復したとは判断できません。

一般的なゴム・エラストマーでは、相性の合わない液体を吸収すると膨潤することがあります。

Parkerのエラストマー技術資料では、膨潤によってゴムが柔らかくなり、耐摩耗性や引裂き抵抗が低下する場合があると説明されています。

さらに、液体によって材料中の可塑剤などが抜けると、乾燥後に収縮や硬化が起こる場合もあります。

これはゴルフグリップそのものを試験したデータではありません。

ただし、「溶剤で柔らかくなった=新品の性能へ戻った」とは言えないことを考える材料にはなります。

そのため、しっとりした感触だけでパーツクリーナーを使い続けるのは避けたいところです。

ラウンド数と練習量で交換頻度は変わる

交換時期は人によって変わります。

例えば、年間20ラウンドで練習が少ない人。

一方、年間50ラウンド以上で週に何度も練習する人。

同じ1年でも使用量は大きく違います。

さらに、ドライバーだけ大量に練習するなら、その1本だけ先に摩耗することもあります。

したがって、すべてのクラブを同時交換する必要はありません。

状態を見ながら交換しましょう。

グリップ交換は自分でもできる

私は現在、グリップ交換を自分で行っています。

基本的に必要なのは次の道具です。

  • 新しいグリップ
  • 両面テープ
  • グリップ交換液
  • フック型カッター
  • ゴム製シャフトクランプ
  • 万力

Golf PrideもDIY交換用品として、両面テープ、交換液、フック刃、万力、ゴムクランプなどを案内しています。

私自身も初めて万力を使って交換した際、グリップの向きで失敗しました。

その体験は、【初挑戦】グリップ交換DIY!万力導入も『向き』で失敗?で紹介しています。

グリップ交換では重量にも注意

私は自分で交換するため、グリップ重量も確認しています。

同じような太さでも、モデルによって重量は異なります。

そのため、交換前後でグリップ重量が大きく変わると、クラブを振った感覚も変わる可能性があります。

特に今までと同じバランス感を残したい場合は、新旧グリップの重量を量っておくと分かりやすいでしょう。

交換するときは太さも見直す

せっかく交換するなら、太さを見直す機会にもできます。

スタンダード、ミッドサイズだけでなく、下巻きテープで微調整する方法もあります。

ただし、太さは手の大きさだけで決める必要はありません。

握った感覚や球筋も含め、自分が違和感なく握れることが重要です。

【内部リンク候補:ゴルフグリップの太さと下巻きテープについて解説した記事】

私ならグリップ交換時期をこう判断する

私なら、次の順番で判断します。

①滑り・テカリ・硬化・摩耗を確認

②中性洗剤や専用クリーナーで洗う

③十分に乾燥させる

④感触が戻らなければ交換

40ラウンドや年1回は目安として使います。

しかし、実際には握った感触と表面状態を優先します。

まとめ|グリップ交換は年数より状態で判断

ゴルフグリップの交換時期には目安があります。

Golf Prideでは約40ラウンド、少なくとも年1回を交換目安として案内しています。

ただし、実際には状態を見ることが重要です。

  • 滑る
  • 表面が光る
  • 硬くなる
  • 一部が摩耗する
  • ひび割れる

このような変化があれば確認しましょう。

まず中性洗剤や専用クリーナーで洗います。

それでも感触が戻らなければ、交換を考えます。

また、素材がラバーかエラストマーか分からない場合は、メーカー推奨の洗浄方法を確認するのが安全です。

次の練習前に、一度バッグの中のグリップを握り比べてみてください。

参考資料・出典

Golf Pride Grip Academy
IOMIC お問い合わせ Q&A


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