昔から愛用している練習器具があります。それは、三觜喜一プロが考案したうねり棒です。正式名称はツアープロスインガーと呼ばれ、独特な三次元のカーブを持っています。 実は、この練習器具を振るだけでアマチュアが陥りやすいエラーを根本から防げます。
さらに、理論を深く理解するために書籍も合わせてご紹介しておきます。 具体的には、「最強インパクトを作る うねりスイング」という本です。 したがって、本で理論の背景を学び、うねり棒で体感するのが上達の最短ルートとなります。 単なる筋力に頼るのではなく、物理の法則に基づいた合理的な動きを学べるのが魅力です。
クラブが主で体は従という究極の真理
次に、このうねり棒が高い評価を得ているのかをご説明します。 それは、現在話題となっている他のスイング理論と根底で強く繋がっているからです。 例えば、森守洋コーチやTASK GOLFの松本 協氏が提唱するスイングメソッドが挙げられます。 実を言うと、これらの優れた理論には共通して語られる究極の真理が存在しています。
結論から言いますと、それはクラブが主で体は従という非常に深い考え方です。 一般的に、多くのアマチュアは自分の体を懸命に回してクラブを追従させようとします。 しかしながら、この体主導の動きこそが振り遅れや手元の浮きを生む最大の原因でしょう。 一方で、一流のプロはクラブの重心が動きたがる方向に体を自然に同調させています。 間違いなく、この真理を体感する上でうねり棒は最高のガイド役となってくれます。
左ハンドル右ハンドル左ハンドルの順に動く
それでは、三觜プロの代名詞とも言えるハンドルの動きについて詳しく解説します。 まずは、バックスイングの始動で車のハンドルを左に切るように両腕を使います。 そして、トップから切り返す瞬間には逆にハンドルを右に切るように旋回させます。 そうすることで、クラブが自然と背中側に倒れ込んで見事なシャローイングが発生します。
さらに重要なのが、インパクトからフォローにかけて再び左ハンドルに戻るという点です。 つまり、左ハンドル右ハンドル左ハンドルという順番で滑らかに動かすのが大正解です。 この左から右、そして再び左という一連の流れるような動きがうねりの正体になります。
フルショットではなくハーフショットで始める
一方で、この複雑な動きを最初からフルスイングで身につけるのは非常に困難です。 なぜなら、今までとは全く違う関節の使い方を要求されるため、軌道が暴れやすいからです。 したがって、最初は絶対にフルショットをせず、小さなハーフショットから始めてください。 まずは、アドレスの状態からクラブの先端をターゲットに向ける動きだけで構いません。
徐々に、左に切って右に切り、また左に切るという動きをゆっくりと確認します。 そうすることで、手元の浮きを抑えつつ、正しいフェースターンが確実に身につきます。 実を言うと、この小さな反復練習こそがコースでの分厚いインパクトに直結します。 ですから、焦らずにハーフショットでクラブの重心を感じることを最優先にしてください。
体をすべて回すのではなく胸郭を使う
最後になりますが、このうねり棒を使う際の体の動かし方について重要な注意点があります。 ご存知の通り、ただ手先だけで器用に器具を動かそうとしてもスイングは良くなりません。 また、体全体を一つの塊として上体ごとグルグル回してしまうのも大きな間違いです。 これでは両肩が早く開いてしまい、結果的にクラブが振り遅れる原因となってしまいます。
そこで意識すべきなのが、手を動かすのではなく胸郭や体幹をしっかり使うことです。 具体的に言うと、お腹周りの動きを意識してクラブを誘導していく感覚が求められます。 これにより、肩の開きを抑えたまま、クラブのエネルギーを正確にボールへ伝えられます。 結論として、手や上体ではなく胸郭を主導にすることで、クラブが主のスイングが完成します。
すごく良い練習器具だと思います。もし購入されるなら、これらのポイントを意識しながらうねり棒での練習に取り組んでみてください。
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