G410ハイブリッドが選ばれる理由と欠点


PING G410 ハイブリッド 4H:手放せない名器と最新モデルへの期待

PING G410 ハイブリッド 4H(シャフト:PING TOUR 85S)は、私にとってまさに「名器」と呼べる一本です。これまで何本かハイブリッドを試してきましたが、結局このG410に戻ってしまう。それほどまでに、このクラブには唯一無二の魅力が詰まっています。

G410 4H、愛される理由

まずは、私がG410 4Hに強く惹かれる理由からご紹介しましょう。

  • 唯一無二の打感: 打感はゴルファーにとって非常に重要な要素ですが、G410のそれは私の好みにドンピシャです。ボールをしっかりとらえる感覚が手に残り、非常に心地よいです。
  • 抜群の振りやすさ: 装着している純正カスタムシャフトのPING TOUR 85Sは、適度な重量感がありながらも、非常に振りやすいのが特徴です。スムーズなスイングアークを描け、安定したヘッドの動きを実感できます。
  • 安定した飛距離性能: キャリーで175~180ヤードという飛距離は、グリーンを狙う上で非常に頼りになります。アイアンでは届かない距離をカバーしてくれる、まさに頼れる存在です。

悩ましい「バカっ飛び」と弾道の安定性

しかし、どんな名器にも「愛すべき欠点」は存在します。G410も例外ではありません。

  • 時折顔を出す「バカっ飛び」: 安定した飛距離性能を持つ一方で、ごく稀に「バカっ飛び」が出ることがあります。これが原因でオーバーしてしまうと、せっかくのショットも台無しに。これがスコアメイクを少し難しくする要因でもあります。
  • 弾道の不安定さ: 基本的にはきれいなフェード系の弾道が出ますが、時々かなり捕まってしまい、フック系のボールが出ることも。これは、安定したショットを求める上で改善したい点です。ちなみに、弾道調整機能はロフト変更なくフラットに設定しており、これによりフックを抑え、より安定した弾道を目指しています。

他モデルとの比較:ROGUE ST MAXを試して感じたこと

G410の良さを再認識するため、他メーカーのハイブリッドを試したこともあります。例えば、ROGUE ST MAXのユーティリティは、残念ながら私には合いませんでした。打感が好みに合わず、またヘッドの形状も私にはしっくりきませんでした。このように、クラブの相性は性能だけでなく、感覚的な部分も非常に大きいと改めて実感しました。結局のところ、PING G410の「打感の好み」と「形状の安心感」が、私をこのクラブに引き戻す大きな要因だったのです。


最新モデルへの買い替え検討:G430かG440か?

G410への愛着は尽きませんが、ゴルフのさらなる上達を目指し、最新モデルへの買い替えを検討しています。現在、PING G430、そしてすでに発売されているG440が候補です。

PINGのハイブリッドは、モデルチェンジごとに寛容性と飛距離性能が向上しています。G410で気になる「バカっ飛び」や「捕まりすぎ」といった現象が、G430やG440でどれだけ改善されているか、非常に興味があります。特に、打点のブレに対する許容性が高まっていることを期待しており、安定したショットを追求したいと考えています。


結論:進化を続けるPINGへの期待

PING G410 ハイブリッド 4Hは、私のゴルフを長年支えてくれた最高の相棒です。しかし、より安定したゴルフ、そしてさらなる飛距離と正確性を求めて、最新モデルへの挑戦は避けられない道だと感じています。G430やG440が私のゴルフをどのように進化させてくれるのか、今後の情報収集と試打が楽しみでなりません。


ユーティリティ(ハイブリッド)使用履歴

1.XXIO 2代目 3UT 4UT  純正R
2.EPON AF-901 19° 22°  MCI90S
3.Jean-Baptiste JB701HB 3HB 4HB  MCH80S
4.PING G410 3HB 4HB Zelos7 S → ATTAS EZ 65S
5.ROGUE ST MAX 4UT 5UT  Fujikura MC 70 for Callaway
6.PING G410 4HB  PING TOUR 173-85S  ←現在 4HB1本体制


フェアウェイウッドの選び方と体験談

フェアウェイウッド探しの旅:キャリー200ヤードへのこだわり

ゴルフにおいて、フェアウェイウッドは飛距離と正確性を両立させるための重要なクラブ。私の場合、キャリー200ヤード前後の距離を狙う上で、その選択はスコアメイクに直結します。今回は、私が経験したフェアウェイウッド選びの試行錯誤をご紹介します。

レギュラーを勝ち取った「ROGUE ST MAX 4W」

現在、私のバッグに入っている唯一のフェアウェイウッドは、ROGUE ST MAX 4Wです。シャフトはSPEEDER NX50Sを装着しています。

以前はROGUE ST LS 5Wを使っていたのですが、飛距離がキャリー200ヤードに少し届かず、さらに大きくスライスして距離をロスすることも頻繁にありました。そこで、「もっと捕まりが良く、飛距離も欲しい」という思いから、このMAX 4Wにたどり着きました。

結果として、MAX 4Wは期待に応えてくれ、現在ではキャリー210ヤード前後を狙えるクラブとして、私のゴルフには欠かせない存在となっています。

期待と誤算の「ELYTE TITANIUMU 5W」

今年、新たな可能性を求めて購入したのがELYTE TITANIUMU 5Wでした。しかし、このクラブ選びは少々複雑な結果となりました。

まず、純正シャフトでは弾道が高く上がりすぎてしまい、使い物になりませんでした。そこで、SPEEDER FW 65Sを試したところ、弾道の高さは理想的になったのです。しかし、なぜか振りづらく、かつて使っていたROGUE ST LS 5Wに近い感覚に陥ってしまいました。

もしかしたら、3Wを購入してロフトを寝かせた方が良かったのかもしれません。残念ながら、このELYTE TITANIUMU 5Wは私にとっては無駄な買い物となってしまい、結局4Wがレギュラーの座を維持しています。シャフトで変わると思うので売却はせず置いておきます。

クラブ選びの永遠のテーマ:試打と実践のギャップ

今回の経験を通して、改めて感じたのはクラブ選びの難しさです。試打や練習場では良い感触を得られても、実際のラウンドでは全く違う結果になることが多々あります。傾斜やライ、メンタルなど、様々な要素が絡み合うゴルフだからこそ、本当に自分に合うクラブを見つけるのは至難の業だと痛感しました。

最新が最良ではないという結果・・・これからも、自分にとって最高のクラブを探す旅は続きそうです。

フェアウェイウッド使用履歴

1.XXIO 2代目 4W  純正R  
2.Romaro RAY TYPE-R  5W
3.PING G410 5W  ATTAS 11
4.Callaway ROGUE ST LS 5W  SPEEDER NX 60S
5.Callaway ROGUE ST MAX 4W SPEEDER NX 50S
6.Callaway ELYTE TITANIUMU 5W 純正 → SPEEDER NX FW 65S
7.Callaway ROGUE ST MAX 4W ← 現在、ROGUEに戻す


三浦技研創業者三浦勝弘会長が5月14日ご逝去されたそうです。

三浦技研創業者の三浦勝弘会長のご逝去の報に接し、心よりお悔やみ申し上げます。

私も昨年、念願の三浦技研のアイアンを新調し、一年以上愛用しております。飽きることなく、最高の相棒としてゴルフを楽しませてもらっています。三浦会長が培ってこられた技術と精神が詰まったアイアンは、まさに唯一無二だと感じています。

これからも三浦技研が、素晴らしいアイアンを生み出し続けてくれることを願ってやみません。

三浦勝弘会長の御冥福を心よりお祈りいたします。