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【ゴルフ初心者】ボールマーク・ディボットの正しい直し方【責任とマナー】

ディボット 直し方

皆さんは、ラウンド中に「会心の一打!」が出た瞬間、どんな気持ちですか? 最高の気分ですよね。しかしながら、その「ナイスショット!」の裏で、私たちがプレーさせてもらっている美しいゴルフコースは、確実にダメージを受けています。

  • フェアウェイの芝をえぐってしまう「ディボット」
  • グリーンにできる「ボールマーク(落下跡)」
  • バンカーショットでできる「足跡」や「クラブの跡」

さて、これらの直し方、皆さんは自信を持って「完璧です!」と言えますか?

もし、少しでも不安があるなら、この記事は必読です。なぜなら、これらを修復せずに放置することは、単なるマナー違反では済みません。さらに、それは、後続の組のプレーを著しく困難にする「アンフェア」な行為であり、コースコンディションを悪化させる最大の原因となります。

今回は、基本マナー7選(関連記事:【初心者必見!】「知らなかった」じゃ済まされない!ゴルフ場での基本マナー7選)の第4弾として、コースへの感謝と後続組への配慮を示す、ゴルファーとしての「責任」であるコース修復について、その重要性と正しい方法を徹底的に掘り下げます!

1. なぜ修復は「マナー」ではなく「責任」なのか?

「自分がやらなくても、コース管理の人がやってくれるでしょ?」

もし、そう思っているとしたら、それは大きな間違いです。というのも、特にセルフプレーが主流の現代ゴルフにおいて、コースコンディションを維持しているのは、まさに今プレーしている私たちゴルファー一人ひとりなのです。

放置が招く「修復不可能なダメージ」

実際、ゴルフ場の芝生は、私たちが思うよりずっとデリケートです。

例えば、グリーンにできたボールマーク。これを放置した場合、芝の根が切れてしまい、その部分が枯れて凸凹のまま固まってしまいます。その結果、完全に修復するには、数週間から1ヶ月以上かかることも。

しかしながら、もし落下直後に正しく修復すれば、芝は数日で回復することができます。この差は非常に大きいですよね。

後続組への「アンフェア」な罠

ここで、想像してみてください。完璧なティーショットがフェアウェイのど真ん中に飛んだのに、ボールが他人の作ったディボット跡にスッポリとハマっていたら?

あるいは、バンカーで他人の深い足跡から、難しいショットを強いられたら?

グリーン上で、自分のパットライン上に、誰かが直さなかったボールマークの凸凹が立ちはだかったら?

どれも、自分のミスではないのにペナルティを受けるようなものです。言うまでもなく、非常に不快ですし、何よりアンフェアです。

したがって、自分がプレーして作った傷跡は、自分で元に戻す。これは、次にプレーする人が自分と同じ(あるいはそれ以上)良いコンディションでプレーできるようにするための、ゴルファーとしての最低限の「責任」なのです。

2. 【実践編】ディボットの正しい直し方:「ターフ」か「目土」か

アイアンショットで芝生がえぐれた跡が「ディボット」です。とりわけ、フェアウェイでは必ず修復しましょう。

パターンA:ターフ(芝)が綺麗に取れた場合(最優先!)

もし、えぐれた芝(ターフ)が原型を留めて近くに飛んでいたら、迷わずそれを拾って元の位置に戻してください。これが芝にとって一番の修復方法です。

  1. 取れたターフを拾います。
  2. 元のディボット跡にパズルのようにハメ込みます。
  3. 上から足でしっかりと踏みつけ、地面と密着させます。

というのも、芝は、根が切れても地面と密着していれば、再び根付くことができます。したがって、これが最も素早い回復につながります。

パターンB:ターフが粉々になった/見つからない場合

一方で、ターフが粉々になってしまった場合や、見つからない場合は、カートに備え付けの「目土(めつち)袋」を使います。

  1. 目土袋から砂(目土)をディボット跡に入れます。
  2. コツ: 目土は、芝の再生を助けるためのものです。穴いっぱいに山盛りにしないでください。山盛りにすると、逆に芝刈り機の刃を痛める原因になります。
  3. そして、穴を埋めた後、地面と平らになるように靴の裏やクラブヘッドで軽くならしてください。少し凹んでいるくらいが丁度良いです。

3. 【実践編】バンカーの正しい直し方:「入る前から出るまで」が修復

次に、バンカーショットを打った後は、必ず備え付けのレーキ(熊手)で砂を均します。

  • 修復範囲: ショット跡だけではありません。自分がバンカーに入った時の「足跡」から、ショットし、バンカーから出るまでの「足跡」まで、すべてを修復対象と考えましょう。
  • 均すコツ:
    1. まず、打球でできた深い穴や、アゴ(土手)に近い場所の砂を、レーキで低い方へ戻します。
    2. 次に、足跡全体を均していきます。レーキは砂に深く突き刺すのではなく、砂の表面を「撫でる」ように優しく引くと綺麗に平らになります。
    3. 最後に、バンカーの縁(低いところ)から、自分の足跡を消しながら後ずさりして外に出ます。
  • レーキの置き場所: 均し終わったら、レーキは他のプレーヤーの邪魔にならないよう、バンカーの縁と平行に、指定された場所(通常はバンカーの外)に戻します。

ちなみに、バンカーショットが苦手な方は、こちらのバンカー攻略法記事「【簡単に脱出】力まなくても大丈夫!バンカーショットの基本的な打ち方をレッスン」も併せて読んでみてください。

4. コース修復の「相棒」!おすすめグリーンフォーク選び

さて、コース修復、特にボールマーク直しで絶対に欠かせないのが「グリーンフォーク」です。私たちギア好きとしては、こんな小物にもこだわりたいですよね。

もちろん、「ティーペグで代用すればいいや」は絶対にNGです! ティーは太すぎたり、先端が尖りすぎていたりするため、逆に芝の根を深く傷つけてしまいます。

だからこそ、グリーンフォークは、ゴルファーの「責任」を果たすための必須装備です。それでは、タイプ別に特徴を見ていきましょう。

①スタンダードな「2本刃」タイプ

  • 特徴: 最も一般的で、シンプルかつ機能的。
  • 選び方: 芝を傷つけにくいよう、先端が鋭すぎず、適度に丸みを帯びているものがおすすめです。素材もアルミ、ステンレス、真鍮など様々。そのため、軽さや耐久性で選ぶと良いでしょう。
  • おすすめな人: つまり、初心者から上級者まで、すべての人におすすめです。

②スタイリッシュな「1本刃(スイッチブレード式)」タイプ

  • 特徴: 折りたたみ式(飛び出しナイフのような形状)で、ポケットに入れても布地を傷つけません。また、見た目もスマートです。
  • 使い方: 2本刃と少し感覚が異なり、「刺して寄せる」というより「刺して捻る」ように使うモデルもあります。そのため、慣れれば素早く修復可能です。
  • 選び方: ボタン操作の感触や、刃のロック機構がしっかりしているかを確認しましょう。
  • おすすめな人: 要するに、ポケットの中をスマートにしたい方、デザイン性を重視する方におすすめです。

③所有欲を満たす「多機能・デザイン」タイプ

  • おすすめな人: 「どうせ持つならカッコいいものが良い!」という、私たちのようなギア好きにピッタリです。
  • 特徴: ボールマーカーがマグネットで付いていたり、グリップエンドにクラブの溝掃除用ブラシが付いていたりします。
  • 選び方: 木製のハンドルや、有名ブランドのロゴ入りなど、デザインは無限大。まさに「ギア」としての楽しみがあります。

このように、お気に入りのグリーンフォークを1本持っていると、ボールマークを直す行為自体が少し楽しくなるものです。ぜひ、次のラウンドまでに「相棒」を見つけてみてください。

5. 【最重要】ボールマークの正しい直し方:グリーンフォークは「寄せる」が正解!

最後に、グリーン上にできたボールの落下跡(凹み)が「ボールマーク」です。もしこれを放置すると、芝が枯れてグリーンが凸凹になり、全員のパットに大きく影響します。

ここで、最も多くの人が間違っているNGな直し方を紹介します。

NGな直し方(絶対にやめてください!) 凹みの底から芝を持ち上げるように、グリーンフォークを下から上に「テコの原理」で突き上げること。

理由: これをやると、芝の根が地中でブチブチと切れてしまいます! つまり、表面上は平らに見えても、根が切れた芝は再生できず、結局は枯れてしまう最悪の方法です。

では、どうすれば良いのか? 正解は「寄せて、集めて、平らにする」です。

OK!正しい直し方(ステップ・バイ・ステップ)

  1. グリーンフォークを、ボールマークの縁(外側)の、少し土が盛り上がっている部分に斜めに刺します。
  2. フォークの先を、凹みの中央に向かって「グイッと寄せる」ように、土(根)を動かします。(「持ち上げる」のではなく「寄せる」意識が100%です!)
  3. これをマークの周囲3~4方向から繰り返します。すると、凹んでいた中央部分に芝生と土が集まってきます。
  4. 中央に寄せられて少し盛り上がった芝を、最後にパターのソール(裏側)や靴底で、上から軽くトントンと叩き、平らにしたら完了です。

このように、この方法なら、芝の根を切断することなく、ダメージを最小限に抑えて修復できます。

余裕があれば「他人のマーク」も直そう

自分のマークを直すのは「責任」です。もしグリーン上で余裕があれば、目についた他のボールマークも1~2個、サッと直してみてはいかがでしょうか。

グリーンが綺麗になれば、結果的に自分のパットも入りやすくなるかもしれません。そして、これはコースへの感謝を示す、最高にクールな上級マナーです。

まとめ:コースを大切にする気持ちが、あなたを「良いゴルファー」にする

このように、今回は、ディボット、バンカー、ボールマークの修復という、ゴルファーの「責任」について徹底解説しました。

  • ディボットは、ターフを戻す(最優先)か、目土を入れる。
  • バンカーは、入った時から出た時までの足跡をすべて均す。
  • ボールマークは、フォークで「持ち上げず」に「寄せて」から平らにする。

これらの行為は、スコアカードには一切現れません。しかしながら、コースを大切にし、次にプレーする人へ配慮するその気持ちこそが、あなたをスコア以上の「真の良いゴルファー」にします。

これは、初めてのラウンド準備にも通じる、大切な心構えです。

ですから、次回のラウンドでは、ぜひポケットに「お気に入りのグリーンフォーク」を忍ばせて、コース修復もゴルフの楽しみの一つとして実践してみてください。そうすれば、きっと、ゴルフがもっと深くなりますよ!



【ゴルフ初心者】スコアより大事かも「時間」と「挨拶」で一日が変わるゴルフマナーの基本

基本マナー7選(関連記事:【初心者必見!】「知らなかった」じゃ済まされない!ゴルフ場での基本マナー7選)から一つ一つ掘り下げて記事を書こうと思います。

「ついに念願のコースデビュー!最高のショットを打ちたいな…!」

ゴルフ好きのあなたなら、ラウンド前夜はワクワクして眠れないかもしれませんね。しかし、その一方で「マナー違反で周りに迷惑をかけたらどうしよう…」「初めてで、何に気を付ければいいか分からない」といった不安を抱えていませんか?

実は、ナイスショットを打つことと同じくらい、いや、それ以上に大切なことがあるんです。この記事では、特にゴルフ 初心者が押さえておきたいマナーの基本中の基本、「時間厳守」と「挨拶」について、その理由と具体的な行動を徹底解説します。難しいテクニックは一切不要。この記事を読めば、あなたも「また一緒に回りたい!」と思われる素敵なゴルファーへの第一歩を踏み出せますよ!

なぜゴルフでは「時間」と「挨拶」がそんなに重要なのか?

「時間に余裕を持つ」「挨拶をする」というのは、ゴルフに限らず社会人として当たり前のことかもしれません。しかし、ゴルフというスポーツにおいては、これらが持つ意味の重みがまったく違います。

「たかが5分の遅刻」が与える、想像以上の悪影響

ゴルフにおける時間厳守は、単なる「遅刻しない」という意味ではありません。なぜなら、ゴルフは自分たちだけでなく、多くの組が同じコースを決められた間隔でスタートしていくスポーツだからです。

例えば、あなたの組のスタートが5分遅れたとしましょう。すると、後続の組も5分、そのまた後ろの組も5分…と、まるで玉突き事故のように遅れが連鎖していきます。結果として、ゴルフ場全体の進行に影響を与え、何百人ものゴルファーに迷惑をかけてしまう可能性があるのです。

さらに、遅刻はあなた自身のプレーにも悪影響しかありません。駐車場からカートまで全力疾走、息が切れたまま着替え、ウォーミングアップもできずにティーグラウンドへ…。これでは、ナイスショットが打てるはずもありませんよね。つまり、時間に余裕を持つことは、同伴者や他のプレーヤーへの最大の配慮であり、同時にあなた自身のパフォーマンスを最大限に引き出すための「最高の準備」でもあるのです。

挨拶は、一日を最高に楽しむための「魔法のスイッチ」

「おはようございます!」「よろしくお願いします!」

この一言が、その日のラウンドの雰囲気を大きく左右します。特に、初めて一緒に回る人がいる場合、最初の挨拶がなければ、お互いに気まずいまま一日を過ごすことになりかねません。しかし、あなたから笑顔で挨拶をすることで、場の空気が一気に和み、「楽しい一日にしよう!」というポジティブなチームワークが生まれます。

また、挨拶の輪を広げると、ラウンドがもっと楽しくなりますよ。同伴者だけでなく、クラブハウスのスタッフの方々、そして一日お世話になるキャディさんにも、ぜひ気持ちの良い挨拶を心がけてみてください。

考えてみてください。もし自分がキャディさんだったら、無愛想な人よりも、笑顔で「今日はよろしくお願いします!」と言ってくれる人を応援したくなりませんか?

キャディさんはスコアメイクの強力な味方です。良い関係を築くことで、「この人のために頑張ろう!」と思ってもらえ、困った時の親身なサポートに繋がることも多いんですよ。最高のサポートを引き出すための、最初のステップが「気持ちの良い挨拶」なのです。

もう慌てない!完璧な時間管理を実現する3ステップ

では、具体的にどうすれば余裕を持ってゴルフ場に到着し、スマートに一日を始められるのでしょうか?ここでは、ゴルフ 初心者でも簡単に実践できるマナーとしての時間管理術を3つのステップでご紹介します。

ステップ1:勝負は前日に決まる!「準備の徹底」

当日の朝、慌てないための秘訣は、前日までの準備にあります。

  • 持ち物チェック: ウェア、シューズ、キャップ、グローブ、ボール、ティーなど、必要なものをリストアップして確認しましょう。忘れ物をすると、ゴルフ場で購入する余計な出費や、探す時間で焦ってしまいます。
  • ウェアの準備: 明日着ていくゴルフウェア一式をベッドの横に並べておくだけでも、当日の朝の時短になります。
  • ルート確認: ゴルフ場までのルート、所要時間を必ず確認しておきましょう。特に、朝の渋滞などを考慮して、少し多めに見積もっておくと安心です。

なぜなら、これらの準備を怠ると、当日の朝に「あれがない!」「道が混んでる!」といった予期せぬトラブルが発生し、すべての計画が崩れてしまうからです。

ステップ2:逆算思考で決める「出発時間」

次に、スタート時間から逆算して、当日のタイムスケジュールを立ててみましょう。ゴルフ場には「スタート時間の最低1時間前」に到着するのが理想です。

【例:スタート時間が午前9:00の場合】

時間行動
8:00ゴルフ場 到着 (スタート1時間前)
7:45 – 8:00受付、ロッカーで着替え
8:00 – 8:45パター練習、アプローチ練習、トイレ
8:50カート集合 (スタート10分前)
9:00スタート

もし、ご自宅からゴルフ場まで車で1時間かかるとしたら、余裕を持って午前6時45分には家を出発する必要があります。このように具体的な時間を書き出すことで、朝の行動が明確になります。

ステップ3:到着後のスマートな過ごし方と挨拶のタイミング

無事に1時間前にゴルフ場へ到着!しかし、ここからの時間の使い方も重要です。

  1. 車寄せでキャディバッグを降ろし、スタッフの方に挨拶: 「おはようございます!お願いします」と一言添えましょう。
  2. フロントで受付: ここでも「おはようございます」と笑顔で挨拶。
  3. ロッカーへ向かい、着替え: 周りの方にも「おはようございます」と会釈するとスマートです。
  4. 練習グリーンへ: 先に到着している同伴者がいたら、ここで挨拶を交わします。「〇〇です。今日は一日よろしくお願いします!」と、自分から名乗るのがポイントです。
  5. スタート10分前にカート集合: ここで初めて顔を合わせる同伴者やキャディさんにも、改めて全員で「よろしくお願いします!」と挨拶をしましょう。最初の挨拶で良い空気を作ることが、楽しいラウンドへの最高のスタートダッシュになります。

この流れを意識するだけで、焦ることなく、非常にスムーズに一日を始めることができます。

【番外編】スマートな準備を助ける便利ギア3選

時間管理やスムーズな準備は、ちょっとしたアイテムでさらに快適になります。直接的な練習器具ではありませんが、デキるゴルファーは持っている便利ギアをご紹介します。

  1. ゴルフ用ボストンバッグ: ウェアやシューズ、小物類をまとめて収納できるバッグ。専用のものを用意していると、忘れ物防止になります。
  2. シューズケース: 車の中やロッカーを汚さずにシューズを運べる必需品。
  3. ラウンドポーチ(カートバッグ): スマホ、日焼け止め、予備のボール、ティーなどをまとめてカートに持ち込める小さなバッグ。ポケットがパンパンになるのを防ぎ、プレーに集中できます。

これらのアイテムは、結果的にあなたの時間と心に余裕を生み出してくれる、頼れる相棒となるでしょう。

まとめ:最高のラウンドは「時間」と「挨拶」から始まる

最後に、今回のポイントをまとめておきましょう。

  • 時間厳守: スタートの1時間前にはゴルフ場に到着する。これは同伴者への配慮であり、自分のプレーのための最高の準備。
  • 気持ちの良い挨拶: 同伴者、スタッフ、キャディさんへ笑顔で挨拶。これが楽しい一日の雰囲気を作る。
  • 準備が9割: 前日までに持ち物やルートを確認し、当日の朝に慌てない環境を作る。
  • 逆算思考: スタート時間から逆算して、余裕のあるタイムスケジュールを立てる。

これらはすべて、高価なクラブや難しいスイング理論とは無関係で、ゴルフ 初心者でも、誰でも、次のラウンドからすぐに実践できることです。

スコアももちろん大切ですが、まずはこの「時間」と「挨拶」というゴルフマナーの基本を完璧にこなすことで、周りから「あの人と回ると楽しいな」「また誘いたいな」と思われるゴルファーになってください。それが、ゴルフを一生楽しむための、何よりの秘訣です。



【初心者必見!】「知らなかった」じゃ済まされない!ゴルフ場での基本マナー7選

青空の下、美しいゴルフコースが広がる写真、ゴルフマナー

ゴルフは「マナー」がスコア以上に大切です!

「ゴルフって、なんだか敷居が高そう…」
「コースデビューしたいけど、マナーが心配…」

そう思っている初心者の方も多いのではないでしょうか? 確かに、ゴルフには独自のルールやエチケットがたくさんあります。しかし、ご安心ください。一つ一つは決して難しいものではありません。これらは、ゴルフを楽しむための大切な心得なのです。

ゴルフは「紳士淑女のスポーツ」と呼ばれています。スコア以上に「マナー」や「立ち居振る舞い」が重要視されるのです。なぜなら、どんなに上手な人でも、マナーが悪ければ周囲を不快にさせます。そして、「また一緒に回りたい」とは思われないでしょう。

以前記事にした「スコアが悪くても態度は紳士に。「不機嫌ゴルフ」がスコアも人間関係も壊すワケ」も大切なマナーです。

今回は、これからゴルフを始める方のために記事を書きました。ゴルフ歴はそこそこあるけれど「今さら聞けない…」と感じている方にも必見です。ゴルフ場で最低限知っておくべき基本マナーを7つ厳選して分かりやすく解説します。つまり、これさえ押さえれば、自信を持ってコースへ足を運べるはずです!

【ゴルフマナー初心者向け】「知らなかった」じゃ済まされない基本7選

1. 到着時間と挨拶:余裕を持って、笑顔で!

まず、ゴルフマナー初心者が最初に心得るべきは、時間厳守です。ゴルフ場には、スタート時間の最低1時間前には到着しましょう。というのも、スタート前は意外とやることが多いからです。例えば、受付や着替え、トイレやパター練習などがあります。

そして、クラブハウスに着いたら挨拶をしましょう。同伴者、キャディさん、スタッフの方々へ、笑顔で気持ちよく挨拶してください。特に、同伴者は今日一日を共にする大切な仲間です。最初の挨拶で良い空気を作ることが、楽しいラウンドへの第一歩となります。

スタート30分前になってもカートにキャディバッグが積んでいないと同伴者・ゴルフ場にも迷惑をかけますので気をつけましょう。

2. 服装・身だしなみ:ドレスコードを意識したスマートな装いを

ゴルフ場には「ドレスコード」という服装規定があります。したがって、カジュアルすぎる服装はNGです。例えば、Tシャツ、ジーンズ、サンダルなどが挙げられます。事前にゴルフ場の公式サイトで確認すると安心です。

  • 男性: 襟付きのシャツ(ポロシャツなど)と、チノパンやスラックスを着用します。夏場でもくるぶしが隠れるソックスを履くのが基本ですが、短パンでもハイソックスを指定しているゴルフ場もあります。また、来場時は夏場以外、ジャケット着用が求められます。
  • 女性: 襟付きのシャツやポロシャツ、ゴルフ用スカートやパンツを選びましょう。過度な露出は避け、上品な装いを心がけてください。

要するに、大切なのは清潔感です。
一緒に回る人が不快に思わない、スマートで動きやすいゴルフウェアを選びましょう。ゴルフショップで売っている服なら名門といわれるゴルフ場以外は大丈夫だと思います。
最近はドレスコードもゆるくなっているので規定のゆるいゴルフ場を選ぶのも良いでしょう。

3. スロープレー防止:サクサク動いて、前の組に離されない!

ゴルフでは「プレーファスト」が鉄則です。前の組との間隔を空けず、スムーズにプレーを進めましょう。もし自分の組のプレーが遅れると大変です。後続のすべての組に迷惑がかかってしまいます。

  • 打つ準備は早めに: 自分の番が来る前に、使うクラブを決めましょう。そして、2〜3本持ってボールの場所へ向かいます。
  • 移動は小走りで: カートからボールの場所へ向かう時。あるいはグリーンへ向かう際など、移動は少し急ぎ足(小走り)を意識してください。グリーン上は走らないようにしましょう。
  • 前の組との間隔: 常に前の組の動きを意識しましょう。1ホール以上間隔が空かないように注意してください。

プレーの進行を意識することも、重要なゴルフマナーの一つです。

4. ディボット・バンカーの修復:コースへの感謝を込めて

ショットで芝生がえぐれた跡を「ディボット」と言います。バンカーの足跡やクラブの跡も同様です。これらは、セルフプレーの場合は自分で直すのがマナーです。

これは、次にプレーする人への配慮です。気持ちよくプレーしてもらうための、ゴルファーとしての責任と言えるでしょう。

  • ディボット: 剥がれた芝(ターフ)を元に戻し、足で踏みつけます。またはカート備え付けの「目土(めつち)」という砂をかけて補修します。
  • バンカー: ショットを打ち終わったら、必ずレーキを使いましょう。備え付けの熊手で砂を均し、きれいにしてからバンカーを出ます。
  • ボールマーク:グリーン上にできるボール落下時にできた凹みのことですが、グリーンフォークで自分が付けたであろうボールマークは直すようにしましょう。余裕があれば他人のボールマークを直してみてはどうでしょうか。

コースを大切にする気持ちが、良いゴルファーの証です。

5. グリーン上での動き方:デリケートな場所だからこそ慎重に

グリーンは、ゴルフコースで最もデリケートな場所です。ボールの転がりに影響が出ないよう、歩き方にも注意しましょう。

  • パッティングラインを踏まない: 他の人のボールとカップを結ぶライン上は、絶対に踏んではいけません。遠回りしてでも避けるのがマナーです。
  • 静かにする: 他の人がパットを打つ時は、集中を妨げてはいけません。物音を立てず、静かに見守りましょう。
  • マークとリプレース: 自分のボールが同伴者の邪魔になりそうな場合があります。その際はボールマーカーで印をつけてボールを拾い上げましょう。自分の番になったら、正確に元の場所へ戻します(リプレース)。
  • ピンの扱い: 最近は抜く人を見かけませんが、カップからピン(旗竿)を抜き差しする際は注意が必要です。カップの縁を傷つけないよう、優しく丁寧に扱いましょう。

6. 携帯電話のマナー:プレー中はマナーモード

プレー中に携帯電話の着信音を鳴らすのはNGです。長々と通話するのも重大なマナー違反となります。そのため、クラブハウスに戻るまでは電源を切るか、マナーモードに設定してください。緊急時以外は使用を控えるのが基本です。ゴルフは、同伴者との会話を楽しむスポーツでもあります。とはいえ仕事の電話がかかってくることもありますのでできるだけスロープレーにならないよう短く済ませ、昼食時にかけ直す等、同伴者に迷惑をかけないように心がけてください。

7. プレー中の声かけ:ポジティブな言葉で楽しく!

ゴルフはミスがつきもののスポーツです。同伴者がミスショットをしてしまった時には、励ましの言葉をかけましょう。前向きな声かけが、場の雰囲気を良くします。

逆に、求められてもいない過度なアドバイスや、人のミスを指摘するような言動は絶対に避けましょう。お互いを尊重し、ポジティブな言葉をかけ合うことで、一日を楽しく過ごせます。

スマートなマナーで、ゴルフを最高の一日に!

いかがでしたでしょうか? ゴルフマナーは、一見すると堅苦しく感じるかもしれません。しかし、その基本はとてもシンプルです。

それは「次にプレーする人への配慮」。 そして「一緒に回る同伴者への思いやり」です。

今回ご紹介した7つの基本マナーはとても大切です。これは、ゴルフマナー初心者がコースを心から楽しむための第一歩となります。 これらをしっかりと押さえましょう。そうすれば、あなたはきっと素敵なゴルファーになれます。同伴者から「また一緒に回りたい!」と思われるはずです。

スコアが良いに越したことはありません。それ以上に、マナーの良いゴルファーは誰からも愛されます。ぜひ、スマートなマナーを身につけて、最高のゴルフライフを楽しんでくださいね!