日本女子ゴルフの活躍:竹田麗央2位、西郷真央4位、渋野日向子7位

日本勢も大健闘!竹田麗央2位、西郷真央4位、渋野日向子7位

ビッグタイトル獲得は惜しくも逃したものの、日本勢の活躍も特筆すべきものでした。ルーキーの竹田麗央プロは、3位から2打差を追う展開からスタートし、3バーディ、1ボギー、1ダブルボギーの「72」でプレー。通算5アンダーで世界ランキング1位のネリー・コルダと並び、堂々の2位タイでフィニッシュしました。5番ホールでのシャンクからのダブルボギーは、多くのギャラリーがハラハラした瞬間だったことでしょう。あの厳しい傾斜と深いラフからのショットは、少しでも前に出すのが精一杯だったと想像できます。しかし、そこからの竹田プロの精神力と技術は圧巻でした。メジャー初出場となった前年大会の9位を上回る、自己ベストの結果は、今後の活躍に大きな期待を抱かせます。

西郷真央プロも同じく3位からスタートしましたが、「73」とスコアを落とし、通算4アンダーの4位タイで大会を終えました。4月の「シェブロン選手権」に続くメジャー2連勝はなりませんでしたが、世界最高峰の舞台で上位に食い込む実力を見せつけました。

また、渋野日向子プロ7位タイとトップ10入りを果たし、日本の女子ゴルフ界の層の厚さを世界に示しました。