阿久津未来也プロ、悲願の初優勝! 全英オープン出場権獲得

ミズノオープンにおいて、阿久津未来也プロが見事なプレーで悲願のツアー初優勝を飾りました! 堀川未来夢プロのYouTubeチャンネルでも度々その人柄とゴルフに取り組む姿勢が紹介されており、多くのファンが初優勝を心待ちにしていたことと思います。今回の優勝は、その期待に応える最高の形で実現しました。

2016年11月29日にツアープレイヤーに転向して以来、実に8年半という長い道のりを経ての栄冠です。決して平坦ではなかったであろうプロ生活の中で、諦めずに努力を続けた阿久津プロの精神力とゴルフへの情熱が今回の結果に結びついたと言えるでしょう。

さらに、今回の優勝によって、ゴルファーにとって最高の舞台の一つである全英オープンへの出場権も獲得しました。初優勝の喜びとともに、メジャー大会への切符を手にした阿久津プロの喜びは計り知れないものがあるでしょう。全英オープンという大舞台での阿久津プロの活躍を心から期待しています。


日本女子ゴルフの活躍:竹田麗央2位、西郷真央4位、渋野日向子7位

日本勢も大健闘!竹田麗央2位、西郷真央4位、渋野日向子7位

ビッグタイトル獲得は惜しくも逃したものの、日本勢の活躍も特筆すべきものでした。ルーキーの竹田麗央プロは、3位から2打差を追う展開からスタートし、3バーディ、1ボギー、1ダブルボギーの「72」でプレー。通算5アンダーで世界ランキング1位のネリー・コルダと並び、堂々の2位タイでフィニッシュしました。5番ホールでのシャンクからのダブルボギーは、多くのギャラリーがハラハラした瞬間だったことでしょう。あの厳しい傾斜と深いラフからのショットは、少しでも前に出すのが精一杯だったと想像できます。しかし、そこからの竹田プロの精神力と技術は圧巻でした。メジャー初出場となった前年大会の9位を上回る、自己ベストの結果は、今後の活躍に大きな期待を抱かせます。

西郷真央プロも同じく3位からスタートしましたが、「73」とスコアを落とし、通算4アンダーの4位タイで大会を終えました。4月の「シェブロン選手権」に続くメジャー2連勝はなりませんでしたが、世界最高峰の舞台で上位に食い込む実力を見せつけました。

また、渋野日向子プロ7位タイとトップ10入りを果たし、日本の女子ゴルフ界の層の厚さを世界に示しました。


PING i525からCB-302への移行:打感とメンタルの変化

アイアン変更でゴルフはこう変わった!三浦技研CB-302とPING i525の比較

2024年4月、PING i525アイアンから三浦技研CB-302へと切り替えました。この1年間で感じた打感、飛距離の変化、シャフトの影響、そして何よりもメンタル面での変化について、皆さんの参考になればと思いまとめました。


PING i525:飛びと優しさを兼ね備えた相棒

それまで使っていたPING i525は、中空構造のアイアンということもあり、ミスヒットに強く、飛距離性能が非常に高かったです。シャフトはN.S.PRO 950GH neoを使っていました。ロフト角が比較的立っていたこともあり、番手以上の飛距離が出ることも珍しくありませんでした。時にはそれが嬉しい誤算となることもありましたが、グリーンオーバーなど、時としてその飛びすぎが仇となることもありましたね。

i525使用時は、ライ角の調整は特に意識していませんでしたが、それでも十分な飛距離が出ていたのは確かです。


三浦技研CB-302:吸い付く打感と「自分のせい」と割り切れる強さ

2024年4月から投入した三浦技研CB-302。シャフトはKBSツアーSになりました。このクラブを購入するにあたり、地元の工房で「9ポジションフィッティング」を受け、1時間程度色々なシャフトを試したりしてフィッティングの結果ライ角を2°フラットで注文しました。

まず驚いたのは、その打感の良さです。PING i525のような弾く感じではなく、フェースにボールが食いつくというか、柔らかいフィーリング。これには本当に感動しました。ただ芯に当たらないとその感覚は出ないので当たり外れがよく分かります。

飛距離に関しては、i525とCB-302ではロフト角が1番手近く違います。そのため、単純な飛距離比較ではCB-302の方が若干落ちたように感じます。しかし、シャフトがKBSツアーSと重くなった影響もあり、しっかり芯で捉えられた時の飛距離はi525と遜色ないと感じています。

何よりも大きいのは、「ミスは自分のスイングのせい」と割り切れるようになったことです。i525を使っていた時は、時々出る「飛びすぎ」にクラブへの疑問を感じることもありましたが、CB-302に変えてからは、ミスが出ても「今のはスイングが悪かったな」と素直に反省できるようになりました。このメンタル的な変化は、スコアメイクにおいて非常に重要だと感じています。

現在の球筋は、ライ角をフラットにしていることもあり、ストレートかフェードボールです。ミスをした時は、やや左に飛び出してそこからフェードで戻ってくる傾向があります。ただ、時に左に飛び出しすぎて、そのままグリーンを外してしまうこともあります。これはやはりクラブの問題ではなく、スイングの問題だと認識しています。


1年後の調整と今後の課題

CB-302を使い始めて約1年が経過しました。このタイミングで、もう一度ライ角の再調整を検討しています。レッスンを受けているので自分のスイングの変化に合わせて微調整することで、さらなるパフォーマンス向上が期待できるかもしれません。また、気分転換にグリップ交換をするのも良いかもしれませんね。

左へ真っ直ぐというミスを減らすためには、手打ちによるアウトサイドイン、フェースが被っている問題を解決させることが不可欠です。今後も練習を重ね、CB-302の性能を最大限に引き出せるよう、精進していきたいと思います。


アイアン使用履歴

1.XXIO 2代目 純正R
2.EPON AF-701 KBS TOUR S
3.Jean-Baptiste JB501CB KBS TOUR FLT S
4.PING i500 N.S.PRO ZELOS 7 S
5.PING i525 N.S.PRO 950GH neo S
6.三浦技研 CB-302 KBS TOUR S