さて、以前のブログで「格好良い!TD MAXが気になる!」と騒いでいたキャロウェイの新作「Quantum(クアンタム)」。 善は急げということで、早速ゴルフ5へ試打に行ってきました。
今回試したのは、注目の以下の2本です。
- Quantum MAX(9°)
- Quantum ♦︎♦︎♦︎(TD)MAX(9°)
ただし、今回はふらっと立ち寄ったため、自分のシャフトではなく「純正シャフト」での試打となりました。 結論から申し上げますと、結果は「大惨事」でした(笑)。
今回は、純正シャフトによるチーピン地獄のデータと、去年のエースドライバー(エリート×ディアマナBB)のデータと比較した考察をレポートします。
1. データ公開:これは「事故」レベル!?
まず、こちらのデータをご覧ください。

白色がQuantum MAX、赤色がQuantum ♦︎♦︎♦︎(TD)MAXのデータです。
症状その1:止まらないチーピン
何よりも酷かったのが、左へのミスです。 サイドスピンの数値を見てみると…
- 995L(左回転)
- 1445L
- 4075L(!?)
そして、軸からのずれも大きいです。
- -55y
- -57y
- -64y(!?)
私のスイングに対して純正シャフトが動きすぎるのか、左右打出角は±2~3°以内なのですが、サイドスピンが多いです。
気持ちよく振った結果がチーピンなのでこれはシャフトが合っていませんね。
症状その2:ドロップする「超・低スピン」
さらに深刻なのが、バックスピン量の少なさです。
- 700 rpm
- 910 rpm
- 1235 rpm
一般的に、適正スピンは2000〜2500rpmと言われます。 700rpm台というのは、完全にドロップしており、コースであれば目の前の池に直行する弾道です。 加えて、打ち出し角も10度〜12度付近と低く、球が全く上がっていません。適性はHS 40〜43m/s程度: 14〜16度と言われています。
最大の高さも約25ヤード前後が適正と言われています。
2. 気になる「打感」は…好みじゃなかった?
次に、今回の主目的であった「打感」についての感想です。 動画などでは「吸い付く」「柔らかい」と評判ですが、実際に打ってみるとどうだったのか。
私の感想としては、 「弾く感じがあまりせず、ムチッとしてフェースにくっついている時間が長い」 という印象でした。
現在使用している「ELYTE(エリート)」のドライバーに比べると、球離れが遅く感じます。 これを「操作性が良い」と捉える人もいるでしょうが、正直なところ、私はもう少し弾き感がある方が好みです。
3. 【比較】去年のデータ(エリート×ディアマナBB)との差は歴然
ここで、「私のスイング自体が悪くなっているのでは?」という疑問を解消するために、過去のデータを引っ張り出してきました。 こちらは昨年計測した、エリートドライバーに「ディアマナBB」を挿した時のデータ(青枠部分)です。
※赤と黄色はG440のデータ

比較してみると、その差は歴然としています。
① スピン量の適正化
Quantum(純正)では平均1500rpm以下でドロップしていましたが、エリート(BB)では平均2798rpm としっかりスピンが入っています。ただ、3000rpmを超えているのが3つもあるのでこれはこれでスピンが入りすぎなのでしょう。 ですが、カスタムシャフトの剛性が、スピン量を生み出していたことが分かります。
② 打ち出し角の確保
Quantumでは10度台前半と低かった打ち出し角も、エリート(BB)では平均16.7度 と高く上がっています。 その結果、キャリーもしっかり出ており、平均飛距離(総距離)も249ヤード を記録しています。
③ ヘッドスピードの違い
驚くべきことに、ヘッドスピードに関しても、Quantum(純正)では42〜43m/s でしたが、エリート(BB)では平均44.2m/s 出ていました。 つまり、「純正シャフトは軽くて振りやすいはず」なのに、タイミングが合わないせいで逆に振れていなかったのです。
まとめ:シャフト持参での「再試」決定!
結論として、今回の試打結果は「悪すぎ」でした。 しかし、これはヘッドの性能が悪いというよりは、「純正シャフトとのマッチング」が最悪だった可能性が高いです。
純正のSシャフトは私には合っておらず、おそらくフェースが被って当たっていたのかもしれません。 したがって、このまま評価を下すのはQuantumに失礼でしょう。
次回は、エースシャフトである「ディアマナPD」を持参、若しくはカスタムシャフトでラインナップされているTOUR AD FIでリベンジしたいと思います。 それで結果がどう変わるのか、あのチーピンが収まるのか。買う予定はないのですが、結果が酷いとよくさせたいと思ってしまいますね^^;