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【試打】Ai Smokeにディアマナサンプ!G410と比較評価

ゴルファーにとって、新しいクラブを手に入れる瞬間ほどワクワクすることはありません。

実は先日、友人からプレゼントを頂きました。 キャロウェイの「パラダイム Ai Smoke ユーティリティ(4番)」です!

しかし、喜んだのも束の間、振ってみると純正シャフトが私には軽すぎました。 「ヘッドは良いのに、これでは軽すぎてタイミングが合わない…」

そこで、思い切ってリシャフトを敢行。 選んだのは、ハードヒッター御用達の「三菱ケミカル Diamana Thump Hybrid(ディアマナ サンプ ハイブリッド)90S」です。

現在、私のバッグには不動のエース「PING G410 #4(PING TOUR 173-85)」が鎮座しています。 今回は、この新旧実力派ハイブリッド2本を、練習場とコースで比較試打してきました。

「弾き系」の名器G410か? それとも「粘り系」にカスタムしたAi Smokeか? その違いと、ディアマナサンプの評価を忖度なしでレポートします!

1. なぜ「ディアマナ サンプ」を選んだのか?

まず、今回リシャフトに選んだ「ディアマナ サンプ ハイブリッド」について解説します。

一言で言うと、「スチールシャフトのような『操作性・方向性』と、カーボンの『高弾道』をいいとこ取りした、ハードヒッター向けのシャフト」です。

軽量で走り系の一般的なカーボンとは一線を画し、「ウッドとしてではなく、アイアンのように狙って打てる」のが最大の特徴。具体的には、以下のようなメリットがあります。

メリット①:左へのミス(チーピン)を激減させる

先端(ヘッド側)が非常に硬い設計です。**そのため、**インパクトでヘッドが暴れず、ハイブリッドでありがちな「チーピン」や「引っかけ」を怖がらずに叩いていけます。

メリット②:スチールのような「鉄板」の安定感

トルク(ねじれ)が2.2〜2.3度と非常に少なく、まるでスチールシャフトのような「しっかり感」があります。したがって、ラフからでも当たり負けせず、強引に振り抜くことができます。

メリット③:縦距離がバラつかない

しなり戻りが過剰ではないため、「飛びすぎ」の事故が起きにくいです。つまり、アイアンの流れで縦の距離を合わせやすくなります。

要するに、ドライバーのヘッドスピードが43m/s以上あり、アイアンに重量系スチール(DGやMODUSなど)を入れている人には、これ以上ないほど信頼できる名器なのです。

2. 【比較】G410 vs Ai Smoke 打感の違い

練習場とコースで打ち比べてみて、最も驚いたのが「打感・打音」の違いです。 結論から言うと、この2つは「真逆」と言っていいほど対照的でした。

PING G410 #4 (PING TOUR 173-85)

「弾きの良さと、高揚感のある金属音」

  • 感触: 「弾き系」です。マレージング鋼フェース特有の、ボールを強く弾き返す感触が強いです。
  • 音: 「カチッ」「パチーン」という、PING特有の少し高めの金属音。
  • 印象: インパクトした瞬間にボールが飛び出していく「初速の速さ」を肌で感じられます。さらに、純正シャフトも適度にしなるため、軽快で爽快な打ち心地です。

Ai Smoke 4UT (Diamana Thump 90S)

「アイアンに近い、密度が濃く重厚な打感」

  • 感触: 「乗る系」です。キャロウェイのヘッドとサンプの組み合わせは、「フェースに乗っている時間」を長く感じます。
  • 音: 「バシッ」「ズシッ」という、低めで乾いた玄人好みの音。
  • 印象: ディアマナサンプが肉厚で余計な振動を消すため、カーボン特有の「しなり感」があまりありません。まさに、スチールシャフトでボールを「押し込む・潰す」ような重厚感があります。

3. 実戦評価:アイアンのように打つなら「Ai Smoke × サンプ」

実際に、コースで使ってみた率直な感想をまとめます。

飛距離性能はさすが「Ai Smoke」

弾き感は控えめですが、飛距離性能は確実にあります。むしろ、吹け上がりを抑えた重い弾道で、風に負けずに前に進んでいく印象でした。

シャフトの硬さと操作性

ディアマナサンプ90Sは、確かに硬いです。しかしながら、「払い打つ」のではなく、アイアンのように「打ち込む」イメージで振ると、この硬さが絶妙な安定感に変わります。 ラフからでもヘッドが遅れずについてくるので、非常に信頼できました。

好みが分かれるポイント

一方で、G410のような「弾いて飛ばす」爽快感が好きな人には、少し物足りなく感じるかもしれません。 私自身、G410の弾き感が好みだったため、最初はAi Smokeの大人しい打感に違和感がありました。ただ、「アイアンの延長」として考えるなら、この落ち着いた挙動の方が、ピンを狙うには適しているとも感じました。

まとめ:すぐに入れ替え?それとも併用?

今回は、最新の「Ai Smoke」にハードな「ディアマナサンプ」を挿して、名器「G410」と比較してみました。

  • G410: 弾きが良く、オートマチックに飛ばして狙える。
  • Ai Smoke (Thump): 粘りがあり、アイアン感覚でラインを出せる。

結論として、今すぐエースのG410と入れ替え…というわけではありません。やはり、長年連れ添ったG410の信頼感は絶大です。

とはいえ、「アイアンのように打ちたい日」や「左のミスを絶対に消したいコース」では、このAi Smoke × サンプの組み合わせが強力な武器になると確信しました。

贅沢な悩みですが、しばらくはこの「性格の違う2本」をコースによって使い分けたり、練習場で打ち比べたりして楽しんでいきたいと思います。

皆さんも、ハイブリッドのシャフトに悩んだら、ぜひ「ディアマナサンプ」を試してみてください。きっと、その「鉄板」のような安定感に驚くはずですよ!


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投稿者: KAZ

KAZI 40代後半のおじさんゴルファー 45歳の時に競技を始め、現在ハンデは17

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