PING i525からCB-302への移行:打感とメンタルの変化

アイアン変更でゴルフはこう変わった!三浦技研CB-302とPING i525の比較

2024年4月、PING i525アイアンから三浦技研CB-302へと切り替えました。この1年間で感じた打感、飛距離の変化、シャフトの影響、そして何よりもメンタル面での変化について、皆さんの参考になればと思いまとめました。


PING i525:飛びと優しさを兼ね備えた相棒

それまで使っていたPING i525は、中空構造のアイアンということもあり、ミスヒットに強く、飛距離性能が非常に高かったです。シャフトはN.S.PRO 950GH neoを使っていました。ロフト角が比較的立っていたこともあり、番手以上の飛距離が出ることも珍しくありませんでした。時にはそれが嬉しい誤算となることもありましたが、グリーンオーバーなど、時としてその飛びすぎが仇となることもありましたね。

i525使用時は、ライ角の調整は特に意識していませんでしたが、それでも十分な飛距離が出ていたのは確かです。


三浦技研CB-302:吸い付く打感と「自分のせい」と割り切れる強さ

2024年4月から投入した三浦技研CB-302。シャフトはKBSツアーSになりました。このクラブを購入するにあたり、地元の工房で「9ポジションフィッティング」を受け、1時間程度色々なシャフトを試したりしてフィッティングの結果ライ角を2°フラットで注文しました。

まず驚いたのは、その打感の良さです。PING i525のような弾く感じではなく、フェースにボールが食いつくというか、柔らかいフィーリング。これには本当に感動しました。ただ芯に当たらないとその感覚は出ないので当たり外れがよく分かります。

飛距離に関しては、i525とCB-302ではロフト角が1番手近く違います。そのため、単純な飛距離比較ではCB-302の方が若干落ちたように感じます。しかし、シャフトがKBSツアーSと重くなった影響もあり、しっかり芯で捉えられた時の飛距離はi525と遜色ないと感じています。

何よりも大きいのは、「ミスは自分のスイングのせい」と割り切れるようになったことです。i525を使っていた時は、時々出る「飛びすぎ」にクラブへの疑問を感じることもありましたが、CB-302に変えてからは、ミスが出ても「今のはスイングが悪かったな」と素直に反省できるようになりました。このメンタル的な変化は、スコアメイクにおいて非常に重要だと感じています。

現在の球筋は、ライ角をフラットにしていることもあり、ストレートかフェードボールです。ミスをした時は、やや左に飛び出してそこからフェードで戻ってくる傾向があります。ただ、時に左に飛び出しすぎて、そのままグリーンを外してしまうこともあります。これはやはりクラブの問題ではなく、スイングの問題だと認識しています。


1年後の調整と今後の課題

CB-302を使い始めて約1年が経過しました。このタイミングで、もう一度ライ角の再調整を検討しています。レッスンを受けているので自分のスイングの変化に合わせて微調整することで、さらなるパフォーマンス向上が期待できるかもしれません。また、気分転換にグリップ交換をするのも良いかもしれませんね。

左へ真っ直ぐというミスを減らすためには、手打ちによるアウトサイドイン、フェースが被っている問題を解決させることが不可欠です。今後も練習を重ね、CB-302の性能を最大限に引き出せるよう、精進していきたいと思います。


アイアン使用履歴

1.XXIO 2代目 純正R
2.EPON AF-701 KBS TOUR S
3.Jean-Baptiste JB501CB KBS TOUR FLT S
4.PING i500 N.S.PRO ZELOS 7 S
5.PING i525 N.S.PRO 950GH neo S
6.三浦技研 CB-302 KBS TOUR S


岩井千怜プロ、リビエラマヤオープン初優勝の快挙!

岩井千怜プロが、アメリカツアー挑戦1年目にして「リビエラマヤオープン」での初優勝を飾りました!
近年、日本の女子プロゴルファーの活躍が止まりませんね!国内ツアーでの若手の台頭はもちろんのこと、海外の舞台でもその才能を存分に発揮し始めています。

今年の日本勢のさらなる躍進を予感させる出来事になりそうです。


G410ハイブリッドが選ばれる理由と欠点


PING G410 ハイブリッド 4H:手放せない名器と最新モデルへの期待

PING G410 ハイブリッド 4H(シャフト:PING TOUR 85S)は、私にとってまさに「名器」と呼べる一本です。これまで何本かハイブリッドを試してきましたが、結局このG410に戻ってしまう。それほどまでに、このクラブには唯一無二の魅力が詰まっています。

G410 4H、愛される理由

まずは、私がG410 4Hに強く惹かれる理由からご紹介しましょう。

  • 唯一無二の打感: 打感はゴルファーにとって非常に重要な要素ですが、G410のそれは私の好みにドンピシャです。ボールをしっかりとらえる感覚が手に残り、非常に心地よいです。
  • 抜群の振りやすさ: 装着している純正カスタムシャフトのPING TOUR 85Sは、適度な重量感がありながらも、非常に振りやすいのが特徴です。スムーズなスイングアークを描け、安定したヘッドの動きを実感できます。
  • 安定した飛距離性能: キャリーで175~180ヤードという飛距離は、グリーンを狙う上で非常に頼りになります。アイアンでは届かない距離をカバーしてくれる、まさに頼れる存在です。

悩ましい「バカっ飛び」と弾道の安定性

しかし、どんな名器にも「愛すべき欠点」は存在します。G410も例外ではありません。

  • 時折顔を出す「バカっ飛び」: 安定した飛距離性能を持つ一方で、ごく稀に「バカっ飛び」が出ることがあります。これが原因でオーバーしてしまうと、せっかくのショットも台無しに。これがスコアメイクを少し難しくする要因でもあります。
  • 弾道の不安定さ: 基本的にはきれいなフェード系の弾道が出ますが、時々かなり捕まってしまい、フック系のボールが出ることも。これは、安定したショットを求める上で改善したい点です。ちなみに、弾道調整機能はロフト変更なくフラットに設定しており、これによりフックを抑え、より安定した弾道を目指しています。

他モデルとの比較:ROGUE ST MAXを試して感じたこと

G410の良さを再認識するため、他メーカーのハイブリッドを試したこともあります。例えば、ROGUE ST MAXのユーティリティは、残念ながら私には合いませんでした。打感が好みに合わず、またヘッドの形状も私にはしっくりきませんでした。このように、クラブの相性は性能だけでなく、感覚的な部分も非常に大きいと改めて実感しました。結局のところ、PING G410の「打感の好み」と「形状の安心感」が、私をこのクラブに引き戻す大きな要因だったのです。


最新モデルへの買い替え検討:G430かG440か?

G410への愛着は尽きませんが、ゴルフのさらなる上達を目指し、最新モデルへの買い替えを検討しています。現在、PING G430、そしてすでに発売されているG440が候補です。

PINGのハイブリッドは、モデルチェンジごとに寛容性と飛距離性能が向上しています。G410で気になる「バカっ飛び」や「捕まりすぎ」といった現象が、G430やG440でどれだけ改善されているか、非常に興味があります。特に、打点のブレに対する許容性が高まっていることを期待しており、安定したショットを追求したいと考えています。


結論:進化を続けるPINGへの期待

PING G410 ハイブリッド 4Hは、私のゴルフを長年支えてくれた最高の相棒です。しかし、より安定したゴルフ、そしてさらなる飛距離と正確性を求めて、最新モデルへの挑戦は避けられない道だと感じています。G430やG440が私のゴルフをどのように進化させてくれるのか、今後の情報収集と試打が楽しみでなりません。


ユーティリティ(ハイブリッド)使用履歴

1.XXIO 2代目 3UT 4UT  純正R
2.EPON AF-901 19° 22°  MCI90S
3.Jean-Baptiste JB701HB 3HB 4HB  MCH80S
4.PING G410 3HB 4HB Zelos7 S → ATTAS EZ 65S
5.ROGUE ST MAX 4UT 5UT  Fujikura MC 70 for Callaway
6.PING G410 4HB  PING TOUR 173-85S  ←現在 4HB1本体制